スーツのように人間が着る(身に着ける)ことで力を増強するための装置。パワーアシスト・ロボットスーツ、パワード・スーツなどともいう。福祉や介護の現場で徐々に使われるようになりつつある。たとえば、女性を入浴させる手伝いは女性の方が望ましいが、体力的に抱きかかえるのはむずかしい場合がある。そういうときにロボットスーツを装着して余裕をもって手伝うことが期待される。装着ロボットとも呼ばれる。山海嘉之教授(筑波大学大学院システム情報研究科)のHALが知られており、設立されたベンチャー企業によって、歩行が困難な高齢者の歩行補助を目的としたスーツ量産化が進められている。