麻雀をプレイするプログラムあるいはその研究。将棋や囲碁などの完全情報ゲーム(互いの手の内が完全にわかっているゲーム)はコンピューターが人間よりも強くなったので、次の段階として、不完全情報ゲーム(限られた情報で駆け引きをするゲーム)である麻雀のプログラム作りが盛んになっている。麻雀は対戦相手が3人いる多人数ゲームなので、1対1のゲームよりもコンピューターにとってはむずかしい。インターネット麻雀が普及して人間の牌譜(対戦記録)が集めやすくなったことも普及を促進している。プログラムの中では、東京大学大学院(開発当時)の水上直紀が作成した「爆打」が強く、人間のトップレベルに近い。