インターネットに接続し、音声でデジタルアシスタントを活用できるマイクつきスピーカーデバイス。AIスピーカーとも呼ばれる。Amazon Echo、Google Homeが人気を二分しており、デジタルアシスタントにそれぞれAmazon Alexa、Googleアシスタントを搭載している。リビングルームなどに設置しておき、人間がスピーカーに話しかけることで天気を知らせたり、曲を再生したり、キッチンタイマーとして使ったりできる。さらには、電灯のオンオフやエアコンの温度調節など、家電類のコントロールも可能になっている。今後の高齢化社会に向けて、音声によるインターネット利用を加速する機器として注目されている。スピーカー本体に高いインテリジェンスを持たせることなく、インターネット接続によるクラウド利用により、比較的安価に提供されている。その一方で、家庭に光回線など固定インターネットとWi-Fiのインフラが要求されるなど、解決しなければならない課題も多い。