放射線簡易型測定器で、ガイガーカウンター(Geiger-Mller counter)、シンチレーションカウンター(scintillation counter)、電離箱(ionizing chamber)などさまざまなタイプで、それぞれに特徴がある。放射線にはα線(アルファ線)、β線(ベータ線)、γ線(ガンマ線)などさまざまな種類があるし、測定する対象も、空間での線量率(μSv/h〈マイクロシーベルト毎時 μは10-6=100万分の1〉)、地面の表面汚染密度(Bq/m2〈ベクレル毎平方メートル〉)、土壌中などの放射性物質濃度(Bq/kg〈ベクレル毎キログラム〉)などがあり、測定器を適切に選ぶ必要がある。また、あくまでも簡易型であり、表示される数値には大きな誤差がある。