2015年度からJAXA(宇宙航空研究開発機構)が開発する地球観測衛星。分解能1メートル以下の高分解能と、一度に広い範囲を観測する広視野を両立させ、観測データを使った大規模災害時の状況把握、地形や土地利用情報の高頻度更新、農作物生育状況や森林管理などを行うことを目指している。アメリカの民間会社などが所有する高分解能地球観測衛星は分解能30センチを実現しているが、一度に観測できる幅が8~20キロと狭い。先進光学衛星は、分解能0.8~1メートルで一度に50~70キロの幅を観測可能にする。打ち上げは19年度を予定している。