関西国際空港の2本目の滑走路となるB滑走路は、2007年8月2日に供用を開始した。関西国際空港は、2本の滑走路を持つ空港として計画されて1994年9月4日に開港し、その翌年から2本目の滑走路などを建設する2期事業がスタートし、需要の低迷などから計画に遅れが出た。
新しいB滑走路はこれまでのA滑走路と平行で、長さは500メートル長い4000メートル。年間発着数は06年度が約11.6万回だったが、新滑走路の供用開始により07年度以降は12.9万回とすることが可能となった。なお2期事業では、B滑走路の建設は認められたが、旅客需要が少ないことから新旅客ターミナルなどの建設は先送りされた。