2011年9月6日に、那覇空港発羽田空港行きのエアーニッポン140便(ボーイング737-700)が、飛行中に機体が異常姿勢となって急降下し、その間に制限速度を超過した重大インシデント。原因は、操縦室を出てトイレに行った機長を操縦室に入れる際、副操縦士が操縦室扉のロック解除スイッチとラダー・トリム操作スイッチを誤って操作したため。機体は約30秒間に1900メートル降下、速度は制限値のマッハ0.82を超えて0.826に達した。また降下中に機体は131.7度横転し、最大で2.68Gの荷重がかかった。座席ベルト着用のサインが付いていたため乗客に負傷者はなかったが、客室乗務員2人が軽傷を負った。