商品管理などに用いられているバーコードのように、ミトコンドリアなど生命体がもつ固有のDNA配列を登録したデータベース。このデータベースが完成すれば、生物の一部のDNA配列から、その生物を容易に正確に見分けられ、病原菌の特定、食品偽装の摘発、害虫の特定など、医療・農業分野などで産業への応用も期待できる。さらに、地球上すべての生命体をデータベース化する目的で、2009年に日本バーコードオブライフ・イニシアティブ(JBOLI ; Japanese Barcode of Life Initiative)が正式に活動を開始した。