感染すると、パソコンに保存されているファイルを勝手に暗号化してしまい、ユーザーが利用できなくしてしまうマルウエア。ファイルを元に戻してほしければ、複合化するための鍵を購入しろと脅迫するため、こう呼ばれるようになった。身代金(ransom)目当てのソフトウエアということで、ランサムウエアとも呼ばれる。2006年にも脅迫ウイルスは出現しているが、08年に見つかった脅迫ウイルスは、強力なRSA1024ビットで暗号化するのが特徴。09年にはインターネット接続を遮断してしまう新手のランサムウエアが出現している。