USBメモリー等の外部記憶メディアを媒介して感染を拡大するウイルス(→「USBメモリーウイルス」)。低価格化、大容量化が進んだUSBメモリーが、データの移動や受け渡しに広く利用されるようになったことから、2008年に多くの感染被害を出した。USBメモリーなどの外部記憶メディアをPCに接続すると、その中に格納されたプログラムを自動実行する機能を悪用して感染を拡大する。ウイルスに感染したPCに別のUSBメモリー等を接続すると、Autorun.infというファイルをその中に作成し、ウイルスが自動実行される状態にしてしまう。キーロガーを仕掛け、キーボードからの入力内容を記録する機能も有する。