登録ユーザーが8億人を超えるフェイスブック(Facebook)は、攻撃者たちの格好の標的になっている。2009年8月にはDDoS攻撃を受けて一時アクセス不能に。11年1月には、サルコジ大統領や同社CEO(最高経営責任者)のファンページ(現フェイスブックページ)が改ざんされる被害を受けている。また、偽フェイスブックページやフェイスブックからのメールを装ったフィッシングによる個人情報の窃盗・収集、クリックジャッキング(click jacking)、トロイの木馬(→「コンピューター・ウイルス」)を使ったスパムの拡散など、フェイスブックユーザーをねらった攻撃も増加している。