ネット通販の運営者が利用者をだまし、先にお金を振り込ませておいて商品を送らなかったり、偽物を送ったりする詐欺の手口。日本でも2013年頃から被害が急増している。詐欺サイトの多くは、見た目は有名通販サイトと遜色なく、大手検索エンジンからブランド名・商品名で検索しても上位に表示されるため、だまされてしまう人が後を絶たない。特に注意が必要なのはブランド品や人気商品を購入する場合で、他より安い、他では品切れなのに在庫があったなど、消費者の欲しがる心理を突いてくる。通販詐欺の見分け方としては、支払いがクレジットカードではなく、個人名義の口座に前払いさせる場合が多いことを知っておこう。