生体電気活動をコンピューターなどの情報処理機器や、生体デバイスなどの開発に生かす研究を指すことが多いが、神経科学などの生体電気活動計測全般を指す場合もある。生体機能そのもの、あるいは生体機能の基本原理を応用した電子デバイスの構築や、たんぱく質などの生体材料を介した生体と電子機器のインターフェースを構築することなども、この範疇(はんちゅう)に入る。電極アレイを用いた神経電気信号の授受(交換)に関するインビボ(in vivo)研究や、単離細胞や組織でのインビトロ(in vitro)研究に大別される。ペプチドやたんぱく質を用いて分子レベルの素子を作製する試みもある。