大地震の発生可能性が高くなる時期。西日本の活動期が有名。非活動期に比べると、地震の発生は数倍程度増加する。中部~西日本は現在、活動期にあり、時折被害地震が発生している。その活動期は、南海地震前の約50年間と地震後の約5年間にあたる。今の活動期で最初の震災が1995年阪神・淡路大震災で、今後30年以内に南海地震が発生する可能性は高い。南関東では、関東地震前の約90年間と地震後の約10年間が活動期。現在、近づきつつあると言われるが、いつから活動期となるかは不明。中部~西日本では、1946年昭和南海地震の前後数年間、ほぼ毎年大震災に襲われた(1943年鳥取大震災、1944年東南海大震災、1945年三河大震災、1946年南海大震災、1948年福井大震災)。