千年から数千年に1回、マグニチュード7以上の地震が発生すると考えられる活断層。調査後に長期評価が行われ、今後30、50、100、300年間の地震発生確率が公表されている。今後日本で発生する可能性が高い(30年間の最大発生確率が3%以上)地震が32、可能性がやや高い(30年間の最大発生確率が0.1~3%)地震が47あることがわかった。当初、98活断層帯が主要活断層帯として選ばれ、調査の対象となったが、その後さらに12活断層帯が選ばれている(地震調査研究推進本部による)。調査の結果、98活断層帯のうちの3は活断層ではないことが判明。また、1活断層帯では北部のみが活断層で、その部分は他の活断層帯に含まれる。