2007年7月16日10時13分ごろ発生したマグニチュード6.8の地震。新潟県柏崎市、刈羽村、長岡市などで震度6強の激烈な揺れに襲われた。死者11人の多くは倒れた家の下敷きとなって死亡。重傷者182人、全壊家屋994棟。柏崎刈羽原発の岩盤で記録された最大加速度680ガルは、設計時に想定された 273ガルの2.5倍に相当する。主に南東に傾く、海底の活断層による。東京電力は海底調査を行ったが、この海底活断層を正しく評価していなかった。日本海東縁のひずみ集中帯の地震で、圧縮力による逆断層のずれが原因。