気象庁から緊急に発表される火山噴火の警報。5段階の噴火警戒レベルに分けられる。噴火警報は、身を守る必要がある場合に随時発表される。噴火の可能性が高まっている場合は、レベル4で避難準備。居住地付近まで危険が及ぶ可能性がある場合にはレベル3で入山規制がとられ、火口周辺が危険な場合はレベル2で火口周辺の立ち入り規制となる。静穏な火山活動はレベル1で、警報はない。霧島山(新燃岳)では2011年1月26日に中規模噴火が発生し、レベル2から3に切り替えられた。翌日には爆発的な中規模噴火が発生した。以後レベル3が継続している。桜島では10年10月13日に昭和火口で爆発的噴火が発生し、レベル3の入山規制警報が出され、そのまま継続している。三宅島、諏訪之瀬島、薩摩硫黄島では噴火警戒レベルは2で火口周辺立ち入りが規制されている。