気象庁が地震計などを設置して常時観測をしている47火山。活動が活発で、噴火した場合の社会的影響が大きい伊豆大島、浅間山、雲仙岳、阿蘇山、桜島については、最低5点の地震計の他に、傾斜計なども設置している。札幌、仙台、東京、および福岡の火山監視・情報センターは、これらの火山の異常を早期にとらえるとともに、火山活動の情報を発表している。常時観測火山は、今後活動する可能性を持つ活火山で、上記の他に、雌阿寒岳、十勝岳、樽前山、有珠山、北海道駒ヶ岳、磐梯山、吾妻山、安達太良山、那須岳、草津白根山、伊豆東部火山群、三宅島、御嶽山、九重山、霧島山などがある。