大津波警報、津波警報、津波注意報よりなる津波の予報(気象庁による)。2011年東日本大震災による見直しにより、2012年中に概略がまとまり、次のような新しい津波予報に変わる予定。大津波警報は甚大な被害が生じる津波発生時に出る。ただちに避難しなければならない。木造家屋は全壊し、人は津波に巻き込まれる。巨大な津波、高さ10メートル超、10メートル、5メートルなどと発表される。津波警報は木造家屋で浸水被害、人が巻き込まれる津波の場合で、ただちに避難が必要。高い津波、あるいは高さ3メートルなどと発表される。津波注意報は海の中や海岸付近の人に海から上がり、海岸から離れるよう呼びかける。養殖いかだが流れ、小型漁船が転覆する津波。津波の高さは海面からの高さで、波浪の高さ(山から谷まで)の倍にあたる。2011年東日本大震災の津波警報では、岩手県で津波の高さ3メートルなどと誤った第一報を出したことが大惨事の一因となった。二度とそのようなことが起こらぬよう、簡潔で行動に結びつく表現に変えられる。