ある場所の地震の揺れの程度を表す指標。震度7は超激烈な揺れで、甚大な被害を覚悟しなければならない。耐震性の低い家は、震度6弱の激烈な揺れで倒れることがあり、6強では多くが倒壊する。震度5弱は非常に強い揺れで、5強から上は一定程度の被害を想定しなければならない。震度4は家の中にいる人が恐怖を覚えて外へ出るほどで、地震が多い地域の人が「お、地震だ」と思ったら震度3程度。2008年6月 の岩手・宮城内陸地震では、奥州市、栗原市で震度6強、大崎市で震度6弱の揺れとなり、30棟の家屋が全壊した。2011年の東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)では、宮城県栗原市築館地区で震度7だったが、地盤の良い花山地区などでは震度5強、市内の全壊家屋は55棟であった。宮城・福島・茨城・栃木県の各地で震度6強、また岩手県から群馬・埼玉・千葉県の各地で震度6弱を記録した。