2008年6月14日8時43分ごろ発生したマグニチュード7.2の地震。岩手県奥州市と宮城県栗原市で震度6強を記録。山地が大揺れした地震で、土砂崩れや山津波(土石流)などにより死者13人、行方不明10人。海では津波が発生するのに対し、山では山津波が起こる恐れがあるため、高いところへ避難することが大切である。一関市、栗原市の山間部で大規模な山崩れ、地滑りが発生した。地震後に活断層が発見され、短い活断層でも大規模地震が発生することが改めて確認された。一ノ関西では4Gという大きな衝撃(落下傘降下での着地時と同程度)の揺れを記録、地下の岩盤でも1Gを超えた。