東京大学生産技術研究所で開発された無人探査機。無人探査機には、電源などの入った網を持つROVと網を持たないAUVとがあるが、ツナサンドは1つのロボットでROVとAUVの機能を持つ。ツナサンドには着脱可能な光ファイバーケーブルがあり、自動操縦で送られてくる映像を見ながら、操縦者は必要なときに遠隔操作に切り替えて詳しく観察することが可能である。その仕様は、全長1.1m×幅0.7m×高さ0.71m(アンテナ部を除く)、空中重量240kg、耐圧深度1500m、最高速度2.5knots(ノット)。従来の無人機に比べ、小型で軽量である。沈船の発見や、有人潜水船では行き難い熱水地域などにアクセスしデータを得てきている。