相手を想定して、自分の気持ちを筆記開示する書記的カウンセリング(writing counseling)のこと。筆記によって自己開示(self-disclosure)を促し、それに対する返信を第三者になった自分が役割を換えて書くことによって、他者理解も促され、客観的に自分をみられるようになる。医療や福祉の現場で対人援助職者の教育に利用されている。また受容的な第三者である他者を想像する場合は、より防衛が少なく自由に自己開示でき、最終的に自己受容(self-acceptance)できるようになると考えている。