これまでアート系映画を上映していたミニシアター、既存館、地域型シネコン(→「シネマコンプレックス」)の41都市、47スクリーンが結集して、秀作や映画作家の作品を上映しようという連携組織。「街なか映画館を残す、大量宣伝・大量消費から秀作、作家の映画を救う、上映環境の地域格差をなくす、優れた観客を育てる」を目標に掲げ、地域委員の協議で上映する作品を選び、特選作品はほぼ全館で上映し、選定作品は希望した館でのみ上映する。「ほかに劇場経営のノウハウの交流、若年層の開拓も目指し、将来的には製作にも関与していくつもり」と伊藤重樹マネージャーは語る。第1回作品は「コドモのコドモ」。