アメリカ映画を代表するスターのポール・ニューマンが2008年9月26日にがんのために死去。83歳。1925年1月26日、オハイオ州クリーヴランドで生まれ、エール大学とアクターズ・スタジオで演劇を学んだ。55年の「銀の盃」で映画デビューし、「傷だらけの栄光」「動く標的」「明日に向って撃て!」「ロード・トゥ・パーディション」やアカデミー賞主演男優賞を受賞した「ハスラー2」などに主演。アクターズ・スタジオで知り合ったジョアン・ウッドワードと結婚し、彼女を主演にした68年の「レーチェル レーチェル」で監督デビューし、高い評価を受けた。リベラルな思想の持ち主としても知られ、キング牧師がよびかけた63年のワシントン大行進にも参加している。またカーレーサーとしても活躍し、82年からは自分の名前を冠したサラダドレッシングやオーガニック食品を発売し、収益から2億ドル以上を慈善事業に寄付している。