2012年11月17日に「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」が224スクリーンで公開され、封切り2日間で観客動員77万1764人、興行収入11億3100万円と、12年最高のオープニング成績を記録した。9日間で動員数200万人を突破し、前作の2倍以上のヒットとなった。前作から3年たったこと、20社以上のタイアップ広告、各地での関連展覧会も功を奏した。同作は1995年から96年にかけてテレビ放送され、社会現象とも言えるブームを巻き起こしたアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」を新たに4部作に作り直した3作目に当たる。活動休止中の宇多田ヒカルが楽曲「桜流し」を提供したこともファンの心をくすぐった。