フランスは経済不況の影響もあって2年前の好況がうそのように2013年は製作、配給、興行、すべての部門でふるわず、興行収入(興収)は12億ユーロで前年比5.3%減、入場者数も1800万人の減。テレビ局が映画への投資を減らし、DVDセールスがダウンし、ビデオ・オン・デマンド(VOD)も海賊版規制の問題で停滞している。イギリスは5000万ポンドを超えた作品が1本もなかったが(12年は3本)、興収は11億6800万ポンドと前年よりわずか1%の減少にとどまった。入場者数は1億4983万人。1位は「怪盗グルーのミニオン危機一発」。ドイツの興収は9億5100万ユーロで前年比2%減、入場者数は4.7%減って1億1900万人。夏の作品の興行力が弱かった上に、夏の天候がよく人々が行楽に出かけて映画館に行かなかったことが理由に挙げられている。韓国の興収は1兆5510億ウォンで前年比7%増。1位は「7番房の奇跡」の914億3000万ウォン。香港の興収は16億2000万香港ドルで前年比4.24%増。1位は「アイアンマン3」。中国は興収218億元で27.5%の大幅増。1位は12億4600万元の「西游 降魔篇」。