日本映画製作者連盟(映連)が発表した日本映画産業統計によると、2013年の興行収入(興収)は1942億3700万円で前年より0.5%減少した。邦画、洋画で分けると、邦画は1176億8500万円で前年比91.8%、洋画は765億5200万円で前年比114.2%。割合は邦60.6%、洋39.4%だった。公開本数は初めて1000本を超えて1117本(邦591本、洋526本)だった。入場者数は1億5588万8000人で前年より0.5%増えている。平均入場料金は1246円で、前年より12円安くなった。映画館数は3318スクリーンで、前年より28増。興収が10億円以上だった作品は邦画が35、洋画が21で、合計興収は1379億1000万円と、全興収の71%を占めている。邦画のトップ5は「風立ちぬ」(120億2000万円)、「ONE PIECE FILM Z」(68億7000万円)、「映画ドラえもん のび太のひみつ道具博物館」(39億8000万円)、「名探偵コナン 絶海の探偵」(36億3000万円)、「真夏の方程式」(33億1000万円)で、アニメ作品が4本も占めている。洋画のトップ5は「モンスターズ・ユニバーシティ」(89億6000万円)、「レ・ミゼラブル」(58億9000万円)。「テッド」(42億3000万円)、「シュガー・ラッシュ」(30億円)、「007 スカイフォール」(27億5000万円)と、こちらもアニメが2作品入っていて、アニメの人気の高さを物語っている。