日本映画製作者連盟(映連)の発表によると、2014年の映画興行収入(→「配収/興収」)は2070億3400万円で前年比106.6%、入場人員は1億6111万6000人で前年比103.4%、スクリーン数は3364(うちシネコンが2911)で前年より48増だった。公開本数は1184本で邦画が615本、洋画が569本、興行収入の割合は邦画が58.3%、洋画が41.7%だった。平均入場料金は1285円で、前年より39円増。ヒット作トップ5は、邦画が「永遠の0」(87億6000万円)、「STAND BY MEドラえもん」(83億8000万円)、「るろうに剣心 京都大火編」(52億2000万円)、「テルマエ・ロマエⅡ」(44億2000万円)、「るろうに剣心 伝説の最期編」(43億5000万円)で、1位以外はいずれもマンガ原作。洋画のトップ5は、「アナと雪の女王」(254億8000万円)、「マレフィセント」(65億4000万円)、「ゼロ・グラビティ」(32億3000万円)、「GODZILLA ゴジラ」(32億円)、「アメイジング・スパイダーマン2」(31億4000万円)の順。15年の映画興行収入は2171億1900万円で、前年比104.9%、入場人員は1億6663 万人で前年比103.4%、スクリーン数は3437(うちシネコンが2996)で前年より73増だった。公開本数は1136本で前年より48本減。邦画が581本、洋画が555本、 興行収入の割合は邦画が55.4%、洋画が44.6%。平均入場料金は1303円で、前年より18円高くなっている。興行収入トップ5は、邦画が「映画 妖怪ウォッチ 誕生の秘密だニャン!」(78億円)、「バケモノの子」(58億5000万円)、「HERO」(46億7000万円)、「名探偵コナン 業 火の向日葵(ひまわり)」(44億8000万円)、「映画ドラえもん のび太の宇宙英雄記(スペースヒーローズ)」(39億3000万円)の順。3位以外 はすべてアニメだ。洋画のトップ5は、「ジュラシック・ワールド」(95億3000万円)、「ベイマックス」(91億8000万 円)、「シンデレラ」(57億3000万円)、「ミニオンズ」(52億1000万円)、「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」(51億4000万 円)の順。1位は14年ぶりの人気シリーズ最新作。