アメリカでは19世紀末から、楽譜の売り上げによるヒットチャートが存在していた。その後、レコードによって楽曲が流通するようになると、盤の売り上げとラジオでのオンエア回数をもとにヒット順位を集計するヒットチャートが本格化。ビルボード紙、キャッシュボックス紙など音楽業界紙が独自に集計した週間順位を発表。イギリスでも1952年、ニュー・ミュージカル・エクスプレス紙上でスタートしたほか各国で様々なチャートが誕生し、音楽シーンを活性化させた。日本では67年創刊のオリジナル・コンフィデンス紙(通称オリコン)のチャートが一般的。