宗教的儀式などでの恍惚(こうこつ)状態の意味から派生。拍のアタマを強調したいわゆる「四つ打ち」リズム、単調に繰り返されるベースライン、シンセサイザーによる高速アルペジオなどを組み合わせた音楽スタイル。テクノ・ニューウェーブ系の音楽をルーツに、1990年代初頭ドイツ南部で発祥。これがアジア、ヨーロッパ各地へと広がりブームとなり、やがて様々な異種音楽の要素を取り込みながらニューエナジー・トランス、サイケデリック・トランスなどと呼ばれるものへと発展していった。女性シンガーをフィーチャーしたマイナー調のメロディアスな曲が多く、日本でも大いに受けた。