菓子におまけとして付けた、主に8cmシングルのCD。江崎グリコが2003年、ザ・ピーナッツからYMOまで1960~80年代ヒットのドーナツ盤を、ジャケットなども含めて精密に再現し、チョコに付けて売ってブームになった。他社も含め総販売数は1000万枚を超し、8cmシングル生産枚数が前年の約2.6倍、2000万枚を突破。テレビ番組「ロッテ歌のアルバム」を商品名にしたり、ウルトラマンの主題歌をラムネに付けたり、ラジオ番組「オールナイトニッポン」のDJの声をキャンディーに付けたりと大盛況。食玩CDとも呼ばれる。旧譜が掘り起こされ、休眠状態のシングルCD生産ラインも活用され、返品もないなど、音楽業界も歓迎ムード。これと逆にCDにDVDを付けるオマケ商法もある。