空き店舗などに突然出店し(pop-up)、一定期間のみ営業して消える期間限定の仮店舗のこと。ゲリラショップと呼ばれることもある。2002年ロンドンの大手スーパーが埠頭(ふとう)に船を浮かべて仮店舗にし、顧客の注目を集めたのが始まりと言われる。景気後退の現在、安価にCM効果が期待できるとし、ファッションから車まで幅広い分野でブームを起こしている。日本ではコムデギャルソンが、南青山の同じ場所に仮設の「ヴォーグニッポン」との期間限定コラボレートショップ「ヴォーグニッポン・アンド・コムデギャルソン・マガジンアライブ(VOGUE NIPPON and Comme des Garcons MAGAZINE ALIVE)」や、「ルイ・ヴィトン・アット・コムデギャルソン(LOUIS VUITTON at COMME des GARCONS)」などの期間限定ショップと限定商品を出し、常に進化するショップとして話題を呼んでいる。