1951年に採用されたアメリカ軍の野戦用パーカで「M-51」と呼ばれるもの。60年代にイギリスのモッズ(若い労働者を中心に流行した、R&Bの音楽やスリムな三つ揃いスーツなどのファッションをベースにしたライフスタイルの支持者で、スクーターを愛用したことでも知られる)に愛されたので、別名モッズコートと呼ばれることになった。当時はスーツの上に着てスクーターなどの泥が付かないようにはおっていた。ゆったりして後ろのすそが長く、ドローストリング(ひもしばり)使いが基本デザイン。最近日本では映画「踊る大捜査線」で青島刑事が着用していたことから話題になった。2009~10年秋冬にはカーキ、フード、毛皮付きのモッズコートが大ヒットした。