イギリス、ロンドンの高級ショッピングエリアであるスローンスクエア(Sloane Square)由来の造語で「上流階級の人」また、そのように装う人の意味。ツイードやタータンチェックなどイギリス上流階級が好む、伝統的で上品なスタイルが象徴的。ウィリアム王子の婚約者ケイト・ミドルトン(キャサリン・エリザベス・ミドルトン)の登場によって、彼女が好むコンサバ系のファッションやヘアスタイルが注目され、この言葉が生まれた。1980年代にはウィリアム王子の母親であるダイアナ妃の登場で、スローンレンジャー(スローンスクエア近辺にタウンハウスを持ち、このエリアで買い物を楽しむライフスタイルをもつ富裕階級のファッションリーダー)が注目されたが、2011年のロイヤルウエディングを迎え、再び上品なフェミニンファッションに脚光が当たっている。婚約発表時に着ていたイッサ・ロンドン(ISSA LONDON)のラップドレスはコピー商品まであっという間に売り切れた。