フランスを拠点に音楽、ファッション、アートなどクリエーティブな活動を行う集団。2001年ジルダ・ロアエック(Gildas Loaec)と黒木理也(クロキ・マサヤ)の2人によって「キツネ(KITSUN)」がスタート。10~11年秋冬シーズンより、ブランド表記を「MAISON KITSUN」に変更。「ニュークラシック」をテーマにメンズ、レディースを展開。シンプルで実用的なデザインにユニークなディテールを加えるスタイルが特徴。イタリア、日本、フランスなどの高品質素材を適所に用いるセンスも評価されている。協業が多く知名度が上がった。ピエール・アルディ、A.P.C.(アーペーセー)、ニューバランス、セレクトショップ「コレット」、ファッションブランドのマルタン・マルジェラ、フセイン・チャラヤン、ジェイエムウエストン(J.M.WESTON)などが代表的な協業社。12年にはニューヨークに初の直営店をオープン。同年「生まれたばかりのベビーから924カ月のお年寄りまで」がキャッチフレーズのフランスを代表する子供服ブランド「プチバトー」のメンズ、レディース両部門のアーティスティックディレクターに就任した。