コレクション名は「ルイ・ヴィトン ヤヨイ・クサマ コレクション」。アーティスト草間彌生とルイ・ヴィトンの協業によって、ルイ・ヴィトンの代表的なレザーグッズからプレタポルテ、シューズ、アクセサリー、ウオッチ、ファインジュエリーに至るまで草間彌生の有機的な連続パターンが付けられ、限定版で展開され完売も相次いだ。2001年にスティーブン・スプラウスとの協業で、「グラフィティ」シリーズを手掛けて以来、リチャード・プリンス、村上隆などモダンアーティストとの協業でアート界との密接な関係を続けているルイ・ヴィトンだが、今回は、ニューヨーク、香港、シンガポール、東京、パリ、ロンドンなど主要都市で期間限定の協業コンセプトストアを開いた。白地に赤いドットの草間彌生トルソーが立つ正面ファサードや、店舗の域を超えたインスタレーションが、大きな話題を呼んだ。ルイ・ヴィトンは、パリのポンピドゥー・センター、ロンドンのテート・モダン、ニューヨークのホイットニー美術館で開催された草間彌生の回顧展も支援している。