スローガンやロゴ、アイコンなどを大きく描いたスウェットシャツ(トレーナー)。1980年代に大流行したが、2014年春夏コレクションは、ストリート系ブランドからオートクチュールブランドにまで復活してきた。12年に発表された、KENZOブランドの「KENZO」のロゴ入りスウェットが火付け役。13年秋冬に出した「第三の目」のモチーフも大ヒット。14年にも「NO FISH NO NOTHING」と海洋汚染に反対するスローガンをスウェットシャツに掲げた。多くのブランドが、メッセージやロゴなどを書いた同様のスウェットを提案しているが、大多数はハッピーなもの、ユーモラスな内容が多く、政治的なものや深刻なテーマのものは避けられている。