ネイキッドとは「裸」の意味。このところカンヌ国際映画祭やアカデミー賞授賞式、メトロポリタン(MET)美術館のガラパーティーなどのビッグイベントやパーティーシーンで、裸同然の露出の多いドレスを着て登場する女優、モデルなどが増加。従来はシアー(透ける)ドレスと呼ばれていたが、最近では直截にネイキッドドレスと呼ぶようになった。女優では1940年代のリタ・ヘイワースからの系譜があるが、現在のネイキッドドレスの火付け役は、2014年のCFDAアワードに登場した女性シンガーソングライターでモデルのリアーナ(Rihanna)が着用したスワロフスキーのクリスタルをちりばめたシースルーのボディコンドレスと言われている。最近注目を浴びたネイキッドドレスを着用したのは2016年カンヌ国際映画祭のベラ・ハディッド(Isabella Khair Hadid)、ケンダル・ジェンナー(Kendall Nicole Jenner)。また女優でモデルのキム・カーダシアン(Kim Kardashian West)は、公の席ではほとんどの場合ネイキッドドレスで通すことでも注目されている。