一般的には、1980年代から2000年初めまでに生まれた若者世代を指す。1000年間という意味のミレニアムを指す単語が語源になった造語。中心は20代。10代からスマートフォンに親しむなどデジタルネイティブの最初の世代。社会に出た頃にリーマン・ショック以降の経済停滞に直面し、無駄やリスクを少なくし、合理的な消費行動を取る点が上の世代とは異なり注目されている。ラグジュアリーブランドでもこの世代に向けた提案が、ドルチェ&ガッバーナなどを始めスタートしている。特にアメリカでは、全人口の約3割を占め、彼らの嗜好が大きな影響力を持っているため、マーケティングでは重要なターゲットとなっている。特徴としては、所有より共有へという無駄をなくした「シェアリングエコノミー」の考え方、上昇志向より「ワークバランス」、SNSは活用するがアカウントを使い分け目的に合わせて繋がるなど合理的な生活態度がある。