株式会社TOKYO BASEが運営するセレクトショップ。「日本発を世界へ」がコンセプト。20~30歳代がターゲット。2006年株式会社デイトナ・インターナショナルでSTUDIOUS事業部としてスタート。08年に株式会社STUDIOUS設立。09年に事業部長であった谷正人が、退職後MBO(マネジメント・バイアウト)により事業継承した。ファッション不況の中で急成長。17年東証1部に昇格。同年香港店オープン。18年1月現在、国内22店舗、海外1店舗。他のセレクトショップとの差別化の特徴は、世界一のTOKYOブランドの品揃え。日本人ブランドの取り扱いが200を超える。販売員がバイイング、展示会回りなどを行い、顧客の声を反映した品揃えや顧客に密着した提案を行う。メールや電話などパーソナルな感覚で直接顧客とコミュニケーションを取る点など、きめ細かい顧客第一主義を貫いている。また、サイズ展開も独自で、細身の人には限りなく似合うが、誰にでも着られるわけではない点も、顧客の満足度を高めている。客層を広く求めるのではなく、絞り込んだところに鮮度があった。