パーマネントウエーブ技術の中で第1剤処理後に加温プロセスを行う技術のこと。「デジタルパーマ」などとも呼ばれている。通常のコールドウエーブ技術と異なり、加温ロッド(100℃程度発熱するロッド)を使用してパーマプロセス中に加温する加温二浴式パーマ剤があるが、第1剤塗布状態で加温しており、ホットパーマとは異なる。施術プロセスはパーマネントウエーブ用剤第1剤で毛髪を還元軟化、水洗後加温ロッドに巻き完全に乾燥する直前まで乾かす。次にロッドを外し、第2剤を塗布してシスチン結合の再結合を行う。このプロセスで施術されたウェーブはリッジが良く出て保ちもよく、美容室でのスタイルを自宅でも簡単に再現でき、扱いやすいと評価されている。これは加温プロセスによりシスチン結合以外の塩結合や水素結合が関与していると考えられる。