年末・年始やゴールデンウィーク、夏休みなどに海外旅行をする人のこと。日本人の海外旅行者は2000年に1780万人を超え、01年には1800万人時代到来必至と見られていたが、9月11日のアメリカ同時多発テロで旅行者が激減し、1621万人にとどまった。02年は回復に向かったものの、03年はイラク戦争とSARSの影響により年間計で1330万人まで落ち込み、旅行関連業界に大きな打撃を与えた。しかし04、05年と順調に回復し、06年は待望の1800万人時代到来が期待されたが、結果的には史上2番目に当たる1753万4565人を記録したにとどまり、07年は1729万5000人と減少した。海外脱出の時期としては、レイトサマーと呼ばれる9月の伸びが、特にOL層において顕著である。