ハンディキャップのある人や高齢者が気軽に旅行できるように配慮されたツアーを指す和製英語。例えばJTBでは、車いすで利用しやすいホテルをセットした海外パック旅行や視覚障害者のための盲導犬同行ツアーなどを1992年から発売、社内には福祉専門のトラベルネットデスクを設け、経験豊かなスタッフが社内外からの質問などに対応している。また同社のホームページにも専用のコーナー「バリアフリープラザ」を開設。バリアフリー対応のパックツアー「ソレイユ」や、宿泊の申し込みがオンラインでできる。2002年の身体障害者補助犬法施行(07年改正)なども、視覚障害者をはじめとする障害者の旅行参加を促している。