各地の自治体などで「歩く観光」を推し進める動きが目立っている。「日本ではじめてのまち歩き博覧会」と銘打った「長崎さるく博'06」を開催した長崎では、2007年4月1日から「長崎さるく」を再開。継続的に歩く観光を展開している。「さるく」とは、長崎弁で「ぶらぶら歩く」の意。東京では、江戸文化歴史検定協会と読売新聞の提携により、「大江戸見聞ウォーク」という試みも行われた。また、日本ウオーキング協会は「美しい日本の歩きたくなる道500選」を発表している。旅行業界もこの動きに注目し、各社関連商品を発売している。