通常、観光ビザでは相手国で働くことはできないが、青少年(18~25または30歳)に限り働きながらの観光旅行を認める制度。日本が政府間でワーキングホリデー・ビザに関する協定を結んでいるのはオーストラリア、ニュージーランド、カナダ、フランス、韓国、ドイツ、イギリス、アイルランド、デンマークの9カ国(2008年10月現在)だが、イタリアとも協議が進んでおり、今後の拡大が期待される。1981年に884人だった利用者は、2007年には2万941人と20倍以上に増え、03年以来の減少傾向にも歯止めがかかった。