海外危険情報は、外務省が発表する海外各地の危険度を示したもの。国や地域ごとに、「十分注意してください」「渡航の是非を検討してください」「渡航の延期をおすすめします」「退避を勧告します」の4段階で表示。渡航者、長期滞在者、観光旅行者など目的に合わせた注意事項を盛り込むなどきめ細かく情報を提供している。これらの情報は外務省の海外安全ホームページに掲載されている。2008年10月現在「退避勧告」が出ているのはソマリア、グルジア、チャド(一部地域)、パキスタン(同)、インド・カシミール地方、イラクなど。また外務省領事移住部邦人保護課海外安全相談センター(電話〈代〉03-3580-3311)では、手紙や電話での相談を受け付けるほか、海外情報メールサービス(上記ホームページで登録)やFAXサービス(0570-023300)も行っている。上記ホームページでは危険情報以外にも、海外医療情報や海外での防犯対策基礎知識なども提供している。また「海外渡航者のための感染症情報」は検疫所ホームページに詳しい。