世界的な規模と視野で開かれる博覧会。万博、EXPO(エキスポ)とも略称される。2005年3月25日から185日間にわたり、愛知県瀬戸市で開催された「2005年日本国際博覧会」(略称:愛知万博、愛称:愛・地球博)は、21世紀最初の万国博覧会。テーマには「自然の叡智」を掲げ、人間と自然が共生する豊かな世界を打ち出した。日本で開かれる一般博としては1970年の大阪万博以来35年ぶり。参加国は過去最高の127カ国、6国際機関を数え、入場者数は目標の1500万人を大きく上回り2200万人に達した。シベリアの永久凍土から発掘された冷凍マンモスや、ロボットなど最新のテクノロジーを駆使した企業パビリオンなどが人気を集めた。次の上海万博は2010年5月1日から同年10月31日まで、中国上海の上海世博園で開かれる予定。