2007年5月5日、大阪府吹田市の遊園地「エキスポランド」でジェットコースターが脱輪、脱線し、女性1人が死亡、21人が負傷した。事故を起こしたのは立ち乗り式のジェットコースター「風神雷神II」で、全長1050m、高さ約40m、最高時速75kmで走行する。事故の原因は合金製の車軸が金属疲労のため折れたことによる。車軸は1992年の運用開始から一度も交換されておらず、金属疲労についての検査も行われていなかった。この事故を受け、国土交通省はジェットコースターのある全国の遊園地などに緊急点検を指示、多くの施設で整備不良などが発覚した。事故後エキスポランドは一時営業を自粛。「風神雷神II」を撤去し、2007年8月10日にいったん再開したが、今度は9月にジェットコースター「オロチ」がトラブルを起こし、経営不振などもあって、12月から休業となった。08年10月、大阪地裁に民事再生手続き開始を申し立て、受理された。