2007年7月1日のダイヤ改正で東海道・山陽新幹線に投入された新型車両。1999年3月に登場した700系をさらに進化させたもので、独自の車体傾斜システムの採用で、東海道区間で最高時速270kmを実現。山陽区間では500系同様最高時速300kmで疾走する。午前6時東京発ののぞみ1号は、新大阪着同8時25分、博多着同10時50分で、500系で運転されていた従来ののぞみ1号より所要時間を5分短縮。新たに登場した午前6時品川発のぞみ99号は、新大阪着同8時19分、博多着同10時45分となっている。N700系で運転されるのは、のぞみ上下合わせて61本(08年11月21日現在)で、今後順次投入本数を増やしていく予定。